革について

革について

使用している革について

素材本来の魅力を味わっていただけるポテンシャルの高い革を使うことにより、使用される年月により表れる経年変化を楽しんで頂けます。 また、耐久性と仕上がりの雰囲気のバランスが良く手に馴染みのよい物を選んでいます。

また、天然素材である革には生きた証、ひとつひとつ違った表情があります。
当プロダクトはキズやシワもひとつの個性と考えあえて使用しています。
素材の持つデザインと考え、ひとつひとつ違った素材本来の表情をお楽しみください。

イタリアンレザー

CARLO BADALASSI : ナッパネビア

フランス産、雌牛、ショルダー部分のみの革を使用し、古典的な植物タンニン鞣しの製法の中でも、最も古い「バケッタ製法」を元に作られています。
鞣す際に通常では使用しない牛脂のみをたっぷりとしみ込ませています。牛脂はコスト面や効率面から考えても省かれてきたものですが、「牛には牛の油が一番相性がいい」という考えのもと、非効率を惜しまず使用されています。このオイルがエイジングの際に革へゆっくりとしみ込み、時間をかけて素材の良さを引き出してくれます。

またネビアはイタリア語で霧を意味し天然素材のワックスを擦り込んだ革の表面は白く霧に覆われたような独特な表情をしています。
使いこむことで霧は薄くなり、革本来の艶を纏います。

持つ人ひとりひとりが違ったエイジングをお楽しみいただける最高のイタリアンレザーです。

 

CARLO BADALASSI : プエブロ

フランス産、雌牛、ショルダー部分のみの革を使用し、古典的な植物タンニン鞣しの製法の中でも、最も古い「バケッタ製法」を元に作られています。
プエブロとはイタリア語でプエブロインディアンの集落を表ます。
革の吟面部分は、タンナーで2人の職人による微妙な力加減による手作業で吟面(おもての面)を優しく擦り細やかな文様をつけていることにより、民族的な表情を表現しています。
吟面部分を多く残しながら、細かな傷を付けることにより他の革にはない独特の味が出るため、通常の吟擦りでは味わえない経年変化を楽しむことができます。

鞣す際に通常では使用しない牛脂のみをたっぷりとしみ込ませています。牛脂はコスト面や効率面から考えても省かれてきたものですが、「牛には牛の油が一番相性がいい」という考えのもと、非効率を惜しまず使用されています。このオイルがエイジングの際に革へゆっくりとしみ込み、時間をかけて素材の良さを引き出してくれます。

染色には染料仕上げを施し、牛革の自然で素朴な表面感を保たせています。薄化粧ゆえ、革の表面の小傷やしわ等が隠れにくく、デリケートなため爪傷などもつき易いといった欠点はあるものの、使い続けることで表面に艶感が増し、色味も濃くなってくことで傷や汚れは次第に目立たなくなります。

持つ人ひとりひとりが違ったエイジングをお楽しみいただける最高のイタリアンレザーです。

 

テンペスティ社 : ELBAMATT(エルバマット)

植物なめしの生誕地と言われるイタリア・トスカーナ地方、サンタクローチェ地区にあるテンペスティ社で製造された「ELBAMATT(エルバマット)」。
テンペスティ社の製法は、バケッタ製法と呼ばれるイタリア伝統のなめし製法で、なめす段階で入れる牛脂と魚脂の配合が他社と異なり特許を取得しています。その名もエルバマットと呼ばれる独自の製法です。
また、環境保護に配慮し、家具や紙を製造する為の木材の余剰物から抽出した、100%植物由来の原材料のみをなめし剤に使用

最高級ベンズの中央部分のみを使用し多くのオイルを浸透させたエルバマットは数あるオイルレザーの中でも際立ったポテンシャルを持ち見事なまでに美しい艶感と深みのある色合いに経年変化していきます。時を経ても輝きを増す革製品の魅力を味わって頂けると思います。

 

CONCERIA800(コンチェリア・オットチェント)社 : 「VACCHETTA800」

1970年代設立
創業は1800年代よりピット槽による植物タンニンなめしを行い、ピット製法の中でも非常に手間をかけて仕上げられたVACCHETTA800は多くの水分を含み、触れるとギュッ、ギュッと音を立て心地よい感覚で手に馴染みます。

 

La Perla Azzurra社 ALASKA(アラスカ)

La Perla Azzurra社は1967年創業の老舗タンナーで、主にフランス原皮を使用しアルゼンチン産ケブラチョのタンニンで鞣しています。
アラスカは染料染めしたダブルショルダーを軽くバフがけし、ロウ吹きした後に専用ドラムでロウを浸透させながらシュリンク加工を施した革になります。
染料染めの自然な風合いにワックス(ロウ)を施していることで独特の表情を表しています。
表面のワックスは使うにつれ取れていき、艶感と経年変化を楽しんでいただける革になります。

 

テンペスティ社 : MAINE(マイネ)

植物なめしの生誕地と言われるイタリア・トスカーナ地方、サンタクローチェ地区にあるテンペスティ社で製造された「MAINE(マイネ)」
ショルダー部分のみを使用したMAINEは、エルバマットに比べ油脂分は少ないですが、柔軟性に優れひび割れしにくく、非常に良い色合いと質感を持っています。

 

その他にも常時用途に合わせた革を使用させていただいています。

 

*お手入れとご注意

  • CARLO BADALASSI : ナッパネビア
  • CARLO BADALASSI : プエブロ
  • テンペスティ社 : ELBAMATT(エルバマット)
  • CONCERIA800(コンチェリア・オットチェント)社 : 「VACCHETTA800」

イタリアンレザーはすべて鞣し工程の際に革にオイルをたっぷりと含ませています。そのため、使い始めから約1年間はご使用途中にレザー用クリームやオイルによる保湿やメンテナンスは基本的に不要です。

革の持つポテンシャルのみで十分に艶が出てきます。
革が自然な経年変化をしている段階で他の油分を加えてしまいますと、革本来の油分が浸透しなくなり、経年変化を損ねてしまう恐れがあります。また、防水スプレーなどもその原因となりえますので極力お控え下さい。

気になるようでしたら、柔らかい晒しのコットンで優しく拭いて、柔らかいブラシで優しく毛穴の汚れを落として頂く程度で十分かと思います。

お使いいただくと革にしみ込んだオイルが次第に乾きはじめ、表面が少しかさついたように感じることがあります。表面が乾き始めたころに一度、オイルを塗り足します。

革に潤いを足すことでより使い込んだ時に艶感が増し、色味もより深くなっていきます。一度塗り足したあとはまた1年を目安にご使用ください。この時間を繰り返すことで革はよりよく磨かれ、使い手の方それぞれの表情をもち変化していきますのでお楽しみいただければと思います。

お使いいただく中で傷はつきもので、傷のつき方、傷の種類によりその後の経年変化で消えるもの、残りやすいものには差がありますが、使っていく中での摩擦等により革に油分が浸透し、艶がでていき経年変化することで傷が馴染み、目立たなくなります。傷がついたことを気になさらず一つの個性と考えたくさん触っていただきご使用いただければと思います。

もし、水や油が革にかかってしまった場合は使い続けながらしばらく様子を見てください。
水は揮発し、油は馴染む場合もございます。

ご使用中における摩擦や汗によって色落ちや色移りをする場合があります。
色移りしやすい淡色系の衣服を着用する際は特にご注意ください。

 

修理について

有償になりますが、糸の縫い直しや革の張り替え等、本格的な修理から汚れ落とし、栄養補給、コバ磨きなど可能な限りご対応させていただきます。
お気軽にご相談ください。

上記、ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせページよりご連絡ください。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。